キャンパス・クラブ紹介

キャンパス紹介

東京理科大学は1881年創立の東京物理学校を前身とする、長い歴史のある私立大学です。夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場し主人公が通っていたため、本校のマスコットキャラとなっています。 本部の神楽坂キャンパス(新宿区)が有名ですが、他にも野田(千葉県)、久喜(埼玉県)、長万部(北海道)に広大なキャンパスを持ちます。これらのキャンパスもいつかテレインにしたいところです。

クラブ紹介

東京理科大学としてのオリエンテーリング活動は日本の学生クラブの中では古くから存在していました。しかし近年は部員も途絶えており、情報もほとんど残っていません。 本クラブは2014年に葛飾キャンパスに新しくできたクラブで、現在は部員8名です。早稲田大学オリエンテーリングクラブとともに活動しています。

テレイン紹介

両総用水は利根川沿岸地域の排水と、九十九里平野南部地域への農業用水の供給を目的とした用水路であり、疏水百選にも選ばれています。この用水がテレイン中央部を通過していることから名付けられたようです。テレインは第2回早大OC大会で開拓され、最近では第27回、第33回でも使用されてきた早大OCの顔と言ってもいいような名テレインでしょう。 比較的傾斜がなだらかで、急な斜面でも30mほどの高さしかありません。一部高い所にも耕作地が存在するので、尾根沢が逆転してしまい地形判断を誤る可能性も高いです。ほとんど平らな丘の中に沢が入り組んでおり、植生などの情報がナビゲーションの鍵となるテレインです。平らな地形の中での高速なナビゲーションを楽しむことができま す。 また、テレイン北西部の山中には真行寺廃寺や真行寺古墳群などといった6~7世紀頃の遺跡が多くあります。全域に人工的地形が多く存在し、円墳・方墳・前方後円墳など種類豊富な古墳、役所と思われている大規模建物群遺跡もあります。古より人々の集まるこの地でオリエンテーリングを行うことに歴史的ロマンを感じていただければと思います。


コースは緩急があり、様々な技術の切り替えを要するものとなる予定です。様々な方向に入り組んだ尾根沢の地形を捉えつつ、細かい地形ではミスをせずに確実に進めるかが重要です。 比較的、上り下りが少ない地形であるため爽快なレースができると考えております。次回の全日本大会や、関東ロングセレの対策としても最適なコースになると思われます。
(第36回早大OC大会 テレインプロフィール・コースプロフィールを参考に編集)